プロンプト

AI画像に文字を置く余白を残す方法:見出しを軸にした構図づくり

プロンプトを書く前に文字の位置を決め、その場所に落ち着いた空きを頼みます。見出しを載せる画像のための、デザイナー向けチェックリストです。

読了目安1分
スタンドに載った黒い舞台用スポットライト。上から紫の光に照らされ、その光線が柔らかな靄を抜けて広く暗い空っぽの背景に落ちている

バナー、ブログのカバー、ポスター、広告。仕事で使う画像の多くには文字が載ります。よくある失敗は、まず美しい画像を作り、それから見出しが収まる隅を探すことです。そんな隅はまずありません。余白を頼まれていないモデルは、フレームの隅々まで何か面白いもので埋めてしまうからです。解決策は、最初のプロンプトから文字を構図の一部として扱うこと。私が使っているチェックリストを紹介します。

1. プロンプトを書く前に文字の位置を決める

紙に三つの箱を描くだけでもいいので、レイアウトを下書きします。見出しはどこか、ボタンやロゴはどこか、被写体はどこにいるか。文字を左三分の一、被写体を右に置くのがウェブでいちばん無難な配置で、視線の流れと同じ向きに読めるからです。上の帯はポスターやカバーに向いています。下の帯はキャプションやストーリー向けで、そこではプラットフォーム自身のボタンが最上部を覆いがちです。

次に、それに合うフレームを選びます。横長のバナーと縦長のストーリーでは文字に使える場所がまったく違い、どの比率がどの配置に合うかはアスペクト比ガイドで紹介しています。レンダリングの前にセレクターで選びましょう。価格はどのフレームでも同じなので、最初から正しく選んでも損はありません。

2. 空ける場所に名前をつけ、その見た目を伝える

モデルは「コピースペース」という言葉だけより、空ける場所の描写のほうにずっとよく反応します。どこにあり、どのくらいの大きさで、何で埋まっているかを伝えます。無地の壁、均一に照らされた空、柔らかなグラデーション、ピントの外れた背景など。「空っぽ」とだけ言って描写しない場所には、雲や鳥や小物が集まりがちです。

プロンプト
明るいオーク材のテーブルに置かれた陶器のコーヒーカップ、フレームの右三分の一に配置、右からの柔らかな朝の窓明かり、フレームの左半分は物のない滑らかで均一に照らされた暖かいベージュの壁、浅い被写界深度、16:9
被写体の位置、空ける半分、そこを埋めるもの。すべてをはっきり書いています。

3. 空ける場所を静かに保つ

文字にはコントラストと落ち着きが必要です。文字の背後に賑やかな質感があると、何も重なっていなくても読みにくくなります。いくつかの言葉がほとんどの仕事をしてくれます。

  • 細部を抑える: 滑らか、無地、マット、均一な照明、模様なし。
  • 柔らかなピント: 浅い被写界深度、背景は柔らかくぼかす。
  • トーン: 明るい文字には暗い背景、暗い文字には淡い背景。ブランドがどちらを使うかを決めておきます。
  • パレット: 空ける場所の色を一つか二つ指定し、文字色とぶつからないようにします。

4. 被写体をレイアウトが求める場所に置く

位置を表す言葉が仕事の後半です。「右三分の一に」「下半分に」「フレーム内で小さく」「中央に、上に広い余白」といった言葉はどれもモデルを導きます。被写体が真ん中に寄ってしまうなら、小さく描写しましょう。フレームに占める割合が小さい被写体ほど、中心から外れて置く余地があります。人物なら視線の向きを伝えます。文字のある側を向いた顔は、視線を見出しへ導きます。

5. 安く下書きし、レイアウトを引き継ぐ

構図は下書きで答えを出す問題です。Still Liteで一回€0.30からの下書きを何枚か作り、空ける場所がいちばんきれいなものを選びます。次にそのプロンプトを再利用し、下書きを参照画像として添付してStill(€0.40から)で仕上げれば、レイアウトが引き継がれます。参照画像がどの程度効くかは参照画像の記事で、ひとつのレイアウトを一か月分の投稿に広げる方法はまとめ作成ワークフローで説明しています。

6. 文字は自分のエディタで組む

画像を2Kでダウンロードし、普段使っているツールで見出しを組みます。文字はくっきりして綴りも正しく、ブランドのフォントのまま、来週コピーが変わっても編集できます。モデルが短い単語を描けることもありますが、長い見出し、正確な綴り、本物のフォントを納品物で当てにするべきではありません。理由は手と文字のガイドで説明しています。

ここでスタジオにできないこと

文字のレイアウトはしてくれません。見出しの入力欄も、フォントの選択も、テンプレートエディタもありません。ある場所が完全に空のまま残ると約束することもできないので、一部のレンダリングでは余白に余計な物が入り込みます。それは設定ではなく再生成で対処するものです。正確なピクセル位置やブランドのグリッドに合わせることもできません。位置の言葉は導くだけで、測るわけではありません。スタジオがしてくれるのは、あなたの文字のために構図された画像を渡すことで、そこが他の方法ではいちばん手に入りにくい部分です。

スタジオを開いてプロンプトにレイアウトを書き込み、特定のスタイルが必要ならモデルページで画像モデルを比べてみてください。

よくある質問

AI画像に文字用の余白を作るには?

空ける場所がどこにあり、どのくらいの大きさで、何で埋まっているかを伝えます。たとえば、フレームの左半分に滑らかで均一に照らされた壁、のように。そのうえで、右三分の一に、といった位置の言葉で被写体を配置します。

見出しはモデルに画像の中へ書かせるべき?

いいえ。余白はきれいに残し、文字は自分のエディタで組みましょう。くっきりして綴りも正しく、自分のフォントのまま、簡単に変更できます。

空けたはずの場所に物が入り込み続けるのはなぜ?

描写されていないからです。その場所が何でできているかを伝え、無地、マット、柔らかくぼかした、といった細部を抑える言葉を足します。それでも埋まるなら、修正より再生成を選びましょう。

#プロンプト#構図#画像

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